ドキュメント一覧

iOSアプリをビルドしてインストールする

自分の署名設定で、ESP32 Agentを実機にインストール。

現在のエージェントはiPhone上のESP32 Agentアプリで動作します。実行時にパソコンが不要でも、初回導入にはMacとXcodeを使います。

ローカル設定を作る

プロジェクトのルートで実行します。

cp ios/Config/Local.xcconfig.example ios/Config/Local.xcconfig

作成したファイルを開き、自分の署名チームと固有のBundle IDを設定します。

DEVELOPMENT_TEAM = YOUR_TEAM_ID
IA_BUNDLE_ID = com.yourname.esp32agent

例の値は必ず置き換えてください。ウィジェットの識別子とApp Groupは、アプリのBundle IDから決まります。認証情報を追加したローカル設定を公開リポジトリにコミットしないようにしてください。

無料Apple IDとオプションの権限

無料のApple IDでも開発用ビルドに署名できます。ただし、署名は7日で失効するため、必要に応じて再署名してインストールします。

設定例ではオプションのentitlementファイルが有効です。自分のチームでプロビジョニングできない場合は、設定ファイルで用意されている方法で無効化できます。

IA_ENTITLEMENTS =
IA_WIDGET_ENTITLEMENTS =

この構成では、該当する権限ファイルを使わずにビルドします。Wi-Fiへのワンタップ接続にはHotspot Configurationと有料アカウントが必要なので、無効な場合はアプリに表示された情報で手動接続してください。App Groupや通知権限に依存する機能も利用できない場合があります。

他人のチームIDを使ったり、権限を適当に追加したりせず、Xcodeの具体的なエラーを自分のアカウント設定と照合してください。

実機でビルドする

open ios/IPhoneAgent.xcodeproj
  1. iPhoneをMacに接続し、求められたらコンピュータを信頼します。
  2. IPhoneAgentスキームと実機のiPhoneを選びます。
  3. Signing & CapabilitiesのチームとBundle IDを確認します。
  4. ビルドして実行します。信頼設定やデベロッパモードの案内が出た場合は、使用中のiOS・Xcodeの表示に従います。

最低対応バージョンはiOS 18です。シミュレータでUIを確認することはできますが、ボードと実機を使った接続テストの代わりにはなりません。

XcodeGenが必要になる場合

プロジェクト定義はios/project.ymlにあり、XcodeGenで生成します。定義を変更したら、iosディレクトリで再生成してください。

cd ios
xcodegen

クローン済みのプロジェクトがあり、定義を変更していない場合は、まず既存のXcodeプロジェクトを開いてください。

インストール後

アプリを起動してボードをiPhoneに接続し、Bluetooth・ミラーリング・ポインタの設定へ進みます。

現在、アプリは自分の画面を離れるために非公開のsuspend APIを使用します。このガイドは開発用の自己ビルドを対象とし、App Storeでの公開手順ではありません。

プロジェクトの参照元

README.mdios/Config/Local.xcconfig.exampleios/project.yml